ノーライフキング:噂だけの世紀末

ノーライフキング (新潮文庫)

ノーライフキング (新潮文庫)

空前のヒット商品となったディス・コン・ゲーム「ライフキング」。ある日、そのソフトをめぐる奇怪な噂が子供たちのネットワークを駆け抜けた。「『ライフキング』には呪われた第5のバージョンがある」。学校で、塾で、そして電話回線の中で噂は増幅し、変貌し、ついに臨界点がやって来た―。世界を破滅から救うため戦闘を開始した子供たち。今、彼らはゲームを越えた。(amazonより引用)

今回はMAC THE SEIKO! いとうせいこうの小説です。88年刊だから、もう古典ですね。

呪われたゲームと子供の噂の物語。80年代中頃に流行ったネタを下敷きにしたエピソードが多くて楽しいです。ライフキングの複数バージョンは「ゼビウス裏バージョン(ゼビウス星)」と「スーパーマリオW9」だろうし、3回見ると呪われて死ぬ子犬と子供のCMは「クリネックスの鬼の子」、それから会話にでてくるヒット21のお化けがでたってのはもちろん「岡田有希子の夜ヒット事件」でしょうね。
ストーリーは面白かったけど、最後がちょっと消化不良ぎみでした。もうちょっと続きが読みたい感じです。。あとがきで「次は小説になる、はずだ。タイトルはこの物語の中に埋め込まれている」ってあるんですけど、次作(ワールズエンドガーデン)ってこれとつながる話だったっけ?忘れてしまいました・・・。

いとうせいこうロングインタビュー ゲームに自由を取り戻せ! 今ゲーム界に必要なのはパルプンテ的カオスなのだ 

http://www.ocn.ne.jp/game/og/00-famicon/hello.html

関連してこんなの見つけました。ナポレオン戦記って初めて知りました。GBAで同じようなソフトありましたっけ?